FOIL Method
日本では使われる数字が複数あり、アラビア数字、漢数字、ローマ数字があります。暗算の速さやご祝儀の金額から神社のお賽銭まで、数字にこだわる日本人はcoolなのでしょうか。この場合の"cool"は「冷たい」とか「涼しい」という意味ではなく、「すごい」とか「かっこいい」とかいうような意味で、外国人から見て日本の良いところをあらためて注目しようという番組です。
この中に、"FOIL"という言葉が出てきました。日本の数学の教科書には見られませんが、英語圏の教科書にはよく見られます。式の展開をするときに、例えば、(x+2)(x+3)=x^2+3x+2x+6としますが、x^2は最初の積(First)、3xは外側どうしの積(Outer)、2xは内側どうしの積(Inner)、6は最後の積(Last)なのでそれらの頭文字をとって"FOIL"というわけです。他にも日本では聞きなれない数学の言葉として、九九を表にしたもの=Times Table、円周率=Rudolf Number、二次方程式の解の公式=Midnight Formula、たすきがけの因数分解≒Diamond Problems or Box Methodなどがあります。
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