Saturday, 14 May 2011

小説 数学的にありえない アダム・ファウファー

確率論 誕生日問題
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「(60人の)このクラスに同じ誕生日の者が少なくとも2人以上いる確率は、99.4%ということになります」
「10人だったとしたら、…」「約12%です」
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n人の中に同じ誕生日の者が少なくとも2人以上いる確率Pは、
P=1-365!/(365^n*(365-n)!)
という式で求められますが、これを電卓に計算させようとするとOverFlowというエラーになるので、グラフ電卓でプログラムを作成して計算させました。

この講義の先生は「自分は60人のクラスに同じ誕生日の者が少なくとも2人以上いるほうに5ドル賭けようじゃないか。受けて立つかね?」といって自分は99.4%のほうに賭け、学生には0.6%のほうに賭けさせ、まんまと金を手にします。正解を知らない学生を相手にこんなことをするとはずるい先生です。

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